森林浴とリラクゼーション

 人は利便性や経済性を重視し集団を好み平らな街に住んでいます どこを見ても直線で

 出来たビルや団地 混雑が好きで何をするにも行列 どっちを向いても人の顔 私は

 そんな所では1週間と持たずみどりだらけの里山周辺へ帰りたくなってしまうでしょう

 時間を気にせず里山さんぽをしてみてください ある程度沢道を奥へ入りそこから低山の

 ハイキング道でもいいでしょう まわりが木々で覆われ始めるとプロローグでお話した

 フィトンチット効果が出始めます これは木々や木の下にびっしり生えている草たちが

 微生物にやられるのを嫌って出すと言われる物質が森をただよっていて人が吸い込んだり

 匂いをかいでいるとしだいにリラックスしてくるのです 下界より濃い酸素や静粛さや

 小鳥の声 風の通る音 むしの声 元気に走り回るクモやアリ 目に入るのは全て全力で

 生きている様子 そして全てみどり色w 森林浴で得られるリラックス効果は五感全部を

 満足させる そんなんだからまた来たくなってしまうんでしょうね

 私は好んで里山に住んでいますので毎日の散策の目的はリラックス効果に加えて食材獲得

 入浴剤確保 秋になり種や実が出来たときに収穫する為の木々や草類散策といそがしい

 ですがあまり欲張っては肝心な森林浴を忘れてしまうので毎日少しづつと決めています

 北海道のある医師が患者さんに対して長生きと歩く歩数の統計をまとめました

 一番長生きした方の1日の歩数は7000歩 家での生活歩数が2000歩で残りの

 5000歩を森林浴散策に当てれば良い訳で山の香りをかぎながら小鳥の声を聞いて

 40〜50分でOKで多くても少なくても寿命的には短かったと言う結論です これは

 統計なので理由は関係ありません 事実の何者でもない結果ということですね

 運動的には少しおおまた 少し早くと言われますが里山ではゆるい登りと帰りのゆるい

 下りのスピード抑制で負荷はちょうど良い感じだと思われます 帰宅時、手に三つ葉や

 次の昼飯にはキノコうどんと言う事に。こんなに至れり尽くせりの里山ではありますが

 危険も潜んでいますので次のメニューで考えていきます。