以上  PR
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショ

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くるみ 

 

 

 

 

 

 

 

ニリンソウ

行者ニンニク

ナンテンハギ

コタニワタリ

 

イワタバコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマチャズル

 

 

 

 

 

 

 

キキョウ

ブクリョウ

 

 

 

 

半夏(ハンゲ

 

 

 

 

 

 

ドクダミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチバニンジン

 

セリ葉黄連

 

センブリ

 

 

 

 

 

黄色キイチゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  山の支配者                                                                   

山を支配している者は・・山を見てください何が見えますか夏なら一面緑の者 そう

植物です クマ シカ シシなど住人に過ぎません山の恵みを利用しているだけです 

私も山の資源を大いに利用させてもらっています これからはあなたも最大限利用してい

ただきましょうw さて 最初においしい山菜から始めます 植物の大半は食う事が出来

ます 人は料理が出来ますから一層おいしく食べられると思います これは動物と比べて

ですがね 最近私は人を相手にしていないのがわかりましたw  またどこかのニュース

 

で見ましたが北朝鮮の下級階層の人たちは公園の芝生の中に生えている雑草を袋に集めて

持ち帰る場面です 一番外国のメディアに観られたくない光景だそうです 毒草でない限

りいつの季節でも草は食えるんですね うまいかまずいかだけが問題です。栽培のやわら

かい葉物や中身の薄い太っただけの根菜だとか香りさえも薄いですよね 野の物はその植

物系特有の濃い香りと効能を持っています 学者ではないのでいちいち研究までしません

が生で食べたり湯がいただけで食べたりすると本来の味と香りが楽しめるでしょ?

 

そして微妙な味の違いに気が付くはずです 何かが入っているんですよ 微量元素 微量

組成成分とでも言いましょうか

薬草として利用されている部分は 微量の毒成分であったりしてワクチンの様に毒が

人体を目覚めさせ活発にさせるんですね 何が言いたいかと申しますと野の物は体にいい

んです 森林浴が心に良い 歩いて採って良い 食べたり飲んだりして良い を狙ってい

ます。以前から 盛んに食べている物をあげていきます

  山菜類                                                                   

山椒の若芽は春に4cmくらいの若芽を集めてきてフライパン山盛りを炒って醤油

だけを適量加えて仕上げます みりんとか酒とか入れると佃煮といえどもカビの原因に

なります 生の若芽を洗って水切りしジプロック冷凍で夏を過ぎてからまた料理しても

辛味は少ないですが香りはOK 夏には実が青いうちに採ってきてすり鉢で和えて山椒み

そとしてもうまいですね

もみじ傘の15cm前後のやつを摘み取り ごま油で炒めます 高くても健康重視でいい

油を使いたいですね 一番量が減りフライパン山盛りでも小瓶8文目ほどになってしまい

ますが 特有のフキに似た香りがありうまいのなんの癖になります

タラの木の若芽は味噌汁か胡麻和えなどする味に癖はないものの微毛があるので味噌系味

の付けでどうでしょう もちろん天ぷらなら申し分ないけど油が体に少し悪いですかね

こしあぶらの若芽はこしあぶらという大木の若芽ですが毛もなく癖もなくおしたしの

ポン酢でいかがでしょう 冬に雪の降るような高山に多いようですが人気なので山へ人が

入ってトラブルを起こさない様に国有地では営林署が切っています せかっくの資源を

自分達の仕事が増えるからと国民から奪い去るのは官政犯罪じゃないかと思います

クルミの若芽はどこにでもあるし クルミの油分で香ばしいですが微毛があるので味噌系

か天ぷら 量が採れるので煮物なら湯でこぼしてどうでしょう

ニリン草は草丈13cmの頃一面生えるので葉と茎をごっそり採ってごっそり食べます

癖がなく茎も噛み切れるのでうまいです 猛毒のトリカブトが丈が高いですが芽吹きの頃

には葉がニリン草と似ているのでトリカブトが生える 地方ではやめといた方が無難です

そのかわり行者ニンニクなどが多く生えているものにしてください

ナンテンハギはやわらかい先葉と茎をおひたしやら 炒め物 その他食材としてよし

ガサが無く集めるのに苦労しますが 癖が無くうまいので昔から食われています

呼び名は地域によって違うでしょうけどここ関東北部ではギバとか言ってます 

アブラムシが付きだす前に採取しています

タニワタリは小谷渡り 大谷渡りなどのまだ先が丸まっているうちの茎部分です

シダ系ですがゼンマイと違ってあくが少なく前準備がなくて楽ですが今一 側が硬いので

今後の課題ですが昔から食べられているようなのでどなたか教えていただけるとうれしい

です 

ワラビは手をかければワラビ餅などにも加工されるそのワラビですが若茎を食うの

でしたら背丈1mにもなる物でなく草ワラビを言われる種類がやわらかくておいしい

そうです 

ゼンマイは太くていっぱいあるので手をかければうまそうですね 以前挑戦し

ですが元の太い所は皮が硬くて先の細いほうは溶けてしまって うまくいきませんで

した あくが強く茹でると煮汁が真赤です 何度かゆでこぼしたり適度な重曹量で煮たり

その後は藁灰でもんだりするそうですが熟練を要します またそのうちにトライします。

イワタバコは水しぶきがかかる または上から水が染み出している様な岩にへばりつく葉

で 若芽はしわしわで厚い 少し苦いのがいいという人もいます 茹でこぼすなりして

おひたしでどうですか

チドメグサ  三つ葉アケビの若芽 桑の若葉 つくし ウコギの若芽 ねじり竹の子 タケノコ 

 自然薯など まだまだ書き加えます それに今年シカが食べているので発見したまだ名前の

わからない物も検証してお伝えします。

  薬草類                                                                   

ここでご紹介するのは各地にある民間療法ではなく中国4000年の歴史ある漢方処方薬の

山で調達できる生の材料のお話です 中国漢方なので本当の薬効はあの広大な中国の

気候の変化から出来上がる素材が良いのでしょうが全ての材料を漢方薬局で求めると

1gは4円だとしても50gで200円それを7種類買うと考えるとツムラの出来上がっ

た顆粒の漢方せんじ薬のが安いですね 医者で処方箋を出してもらえばより安いですね

山を趣味にしていて5種類を自分で調達し1~2種類を買い求めるとなると歩いて健康

生薬で健康 気分も健康でお得です。w

どうゆう訳か葛根湯は太古の昔から効き目抜群だったらしく有名ですが ほんに風邪など

の引き始めには効果てきめん1日3回服用だけで治ったりします 葛根湯の成分は葛根8

麻黄・大爽4 生姜4 桂枝・芍薬3 甘草2(数字はgでそれらをガラスケトルか土瓶

に入れ600ccの水が半量になるまで弱火で50分くらですが煮詰めまして 茶こしで

濾して1/3量を3回に分けて食間に飲みます。

里山で採取できるものは自分で調達し、無い物だけ漢方薬局で生薬として購入したら

いいかもしれません 私は葛根はシシの食べ残しの穴を拡大して根を採りよく洗い細かく

切ってから乾燥保管します シシは鼻がいいので葛根を食べるにしても一番うまい所

つまり良い葛から先に食べて行くでしょう。 大爽はナツメの実ですから見つかれば使い

ます 芍薬も根を使います 桂枝はニッキの木の枝ですので新枝をぶつ切り乾燥見つかれ

ば使う 麻黄は地域によっては栽培しているそうです 甘草は中国北部での栽培物が薬効

が高いとか日本で言う甘草はヤブカンゾウ ノカンゾウ(左の写真)全く違いますね

甘草は無いので薬局より調達します。グラム3~4円でしたね 一時期ブームになった

アマチャズルというのがあります 生葉を咬むと甘いのですが研究結果はアマチャズル

の成分はあの薬用人参とあまり変わらないとかで脚光を浴びていたようです 干して熱湯

をそそぎ飲むだけ薬効は薄いので日になんどでもいいでしょう 甘茶は煎じないだけ簡単で

すね 山道の端にどこでも いくらでも見かけます 一番元気な夏に全草をサポニンが流れ

出ないように洗い日干しに。

内服薬の材料はその通り山には多くありますがそのほか外用薬もあります 浅い切り傷

などにはチドメグサなるものが。お風呂には昔から五しゅゆの実を乾燥させておき 少し

づつお風呂へ入れて入浴療法に使われています ひりひりさせて血行を良くするんですね

用量を間違うと股間などに刺激が強いですから逆効果になりかねませんw

簡単なのにキキョウの単独的な使い方でちゃんとした中国漢方処方があります  

桔梗湯(キキョウ2 甘草3)など扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎の軽症に。重症は葛根湯と

併用と記述 大昔からありますから実際の効き目が立証されているんでしょうね

単独的と言うと鎮痛頓服系で代表的なのが芍薬甘草湯なるものがあり芍薬5甘草5 腹部

疝痛・胆石症・膀胱結石・坐骨神経痛・腰痛・関節痛 どれも痛み度10ですw

          

高齢者にありがちな症例から釣藤散などあげてみます 神経症 めまい 肩こり 更年期

障害 高血圧 動脈硬化など 石膏5橘皮(きょうぴ)3麦門冬3半夏3茯苓(ぶくりょう)

3 釣藤鈎(ちょうとうこう)3防風2菊花2人参2甘草1生姜1 ここにある茯苓とは松の

地中の根にキノコ菌かな?大きなこぶが出来 割ってみると白くぽろぽろくずれてくるの

で硬いキノコみたいなやつが松の風倒木で掘り起こされて山中に転がっていたりします

橘皮はたちばなの新芽が伸びたあたりの元気な枝先をぶつ切り乾燥 半夏はカラスビシャ

クの球根の乾燥品 釣藤鈎はどこにあるんでしょう?生姜は生物をすりおろせばいいの

かも知れません乾燥した物は乾姜と言いますから。麦門冬はジャノヒゲの根のふくらみ

部分の乾燥品。釣藤散の散はせんじ薬ではなく細かく粉にした物と言う意味です 散の

場合は記入量の各1/3づつが一日量です 防風は海辺の砂地でよく見る浜防風の根かな?

補足ですが漢方薬にも副作用が少ないながらあります 草の薬効部分は多くとれば毒にな

ります どうせ趣味ですので少し勉強して使用すれば間違いないでしょう

最低3ヶ月くらい 出来れば半年くらいは飲み続けないと効果が見えてこないそうですが

当然ですが経過を自分で判断しながら使用しましょう。まぁ体全体を治して目的の病気も

治そうとするものですし体調管理には気を使っているからこそ薬草にも興味があるんだと

思われますので心配はしてませんw さて、いちいち漢方薬名をあげて使用材料を書いて

いては限がないので身近にある薬草名を連ねていきます

 

どくだみ(十薬)特有の匂いが嫌いという方が多いのではないでしょうか 私はこの

なんとも嫌な匂いに薬効を感じたので飲んでみる事にしました 良く洗ってミキサーへ

濃い青汁みたいなものに少し水を足して鼻をつまんで3ヶ月くらい飲みました なにせ

どくだみはどこでもあって簡単に飲めるようにはなるからです いつかTV特集をやった頃

は一時見なくなったと近所の方が話していましたがすぐにブームは去るようです 私の

場合どくだみジュースを飲むほど不健康ではなかったようです 全く飲む前と変わらず元

気です 一層元気になると言うのはむずかしいようですw もう一つ体験談を                 

 

あの超有名な漢方薬の薬用にんじんは本場から乾燥品を買ってきて飲んでみても本当に

弱っている病人でないと効かないのか もっと元気になりたい私には効き目が解りません

でした。そうゆう物なのかもしれません。簡単に飲むだけでもっと元気になる訳では

なく やはり里山を歩って元気 野を食べて飲んで元気 野を感じて元気に行き着く

んでしょうね。おっと早くもここで『まとめ』が出てしまいました。w

 

上記の薬用人参と葉生がそっくりで外観もそっくりで種のつき方もそっくりなのですが赤

い実のてっぺんに黒く汚れ模様が付いているのがトチバニンジン(竹節人参)日本には栽培

品しかないオタネニンジンですが虚症(弱よわしい症状人)の方の体全体に効くのに対して

トチバニンジンは根が竹節状になっており苦いのなんのそれが薬効だそうです 健胃や

胃腸関係に使用とあります 苦くて健胃といえばこれ 半日陰の杉林や水気の多い日陰

や中高山の尾根近辺にせり葉黄連が生えていました 草丈12cmほど冬雪のふる日本

 

日本海側には大きな菊葉黄連があるそうです 掘ると根が黄色く連なりその黄色分

が薬効です 漢方処方にも使いますが単体なら焼酎漬けで濃い黄色に変色した焼酎を適量

使用しますが苦味の頂点ですw 里山には三つ葉黄連 雪の多い地方では菊葉黄連あり

もう一つ苦い草でセンブリは有名ですね 千回振り出してもまだ苦いからこの名前が

あるそうです 尾根近辺の日当たりの良い所に人知れずひっそりとと言う感じです

採って来たら軽く洗って元をしばり車の中につるしておき 胃痛や二日酔いなどに

ちぎって食べると重宝します 薬効の高いものは少量でも鼻にスースーして思わず

 

くしゃみが出るほどです。逆に言えばスースーする時は薬効が多いと判断できるかも。

2年前からガン家系なのでガン予防の免疫賦活作用を期待してこれも苦いハルウコン

(粉末)を飲んでいます 最初にメーカーが多いためあれこれ飲みましたがスースー

するやつは一社しかなったので屋久島の栽培農家の物を買っています

 

 フルーツ類

手軽に見るのが黄色く みずみずしい黄イチゴ(モミジイチゴ)と赤く少しすっぱく

苦い(ニガイチゴ)甘いフユイチゴあんまり味はないけどヘビイチゴ そして甘い

シロバナヘビイチゴ アケビは種は多いものの甘いのは有名ですが実は硬いうちの

皮を炒め物など料理したほうのがうまいかも知れません関係余談ですがスイカも

皮の薄皮を剥いて酢付けがうまくて良く食べます 山ぶどうはすっぷ過ぎかな?

桑の実 さるなしはコクワとも言う 山グミ 甘いけど気が付けば痛いコウゾの実は

よく見ると実にトゲがあるらしく口の中がトゲだらけじゃそりゃ痛いわなw

 

エビズルは良く熟すと舌が真っ青になりアントシアニンが多そうで目がよくなりそう

やはりツル系では弱々しく細いツルに大きな大豆みたいな色のスズメウリがあり種は

大きいですがいくつでもたべられてうまいですね などなど 多少あやしくは

ありますがキョロキョロしながら歩いているといっぱいあるもんです 山はキョロ 

キョロした者勝ちですねw なを高山系資源は割愛してあります。

 木の実


山は木の実の宝庫です だって木だらけ。苦かったり渋かったりでこんな物

を動物はよく食えるもんだと感心します 冬眠するクマは初雪が降る前に広範囲を歩き

ナラの実やブナの実などで皮下脂肪を付けなくてはなりません 本当は肉や魚を食いたい

んでしょうけど捕まえるのに食える以上のエネルギーを使ったのでは太れませんし時間

切れになったら大変です クマの糞を見るとムラサキシキブの小さな実をいっぱい食べ

ているのが解かります あるものは何でもかんでも食べてるって感じです 小学校の庭に

しいの木があって昼休みにはよく食べましたが加工なしに食えるのはそれとクリとクルミ

くらいかな? あとは苦くて人が食うにはあく抜きしなくてはなりません 栃餅などを

作るには栃の木の実を流れる川に1週間も漬けておいたりするそうです クズ粉を作る

時はクズ根を粉にし何度も上水を捨てては足しをくりかえし作りますがなんと手間の

かかる事 同義類にかたくり粉がありますがカタクリはずっと一枚葉で大きくなると

二枚になりますが8年もかかって花をさかせるそうですその小さな根を大量に集めて

作りますこれまた昔は手間をかけましたね今じゃ代用でジャガイモの澱粉だそうですが

 

 

 

 

 

 

 

  つづく